未来を試す

【5月23日 ifs未来研究所 4周年記念イベント】おしゃべりオープニング 『わかっている男たちへ わかっていない男たちへ』

IFS_001


●わかっていない男たちへ
「女性の視点で」、とよく言うけれど

 
「ピンクで丸っこい」みたいなものが
「女性ならではの視点」になっていないでしょうか。
もちろん、世の中に、そういうものが好きな女性がいることも事実です。
だけど、そういうのが好きじゃない女性もいるのです。
だから、「女性」ってひとくくりにされると、ちょっとだけ困る。
たくさんの、そしてさまざまな好みがあることを、
少し理解してもらえたら嬉しいなぁと思っています。
 

●わかっていない男たちへ
「女性の時代だから」、とよく言うけれど

 
仕事を始めて33年になりますが、
就職した時から「女性の時代」という言葉、耳にしてきました。
しかし、しかしです。
現実の進み具合がひどく遅いような、
いや、あまり進んでいない気さえします。
なかには、本気でそう思い、
実行に移そうとしている男性もいるのですが、
「女性の時代」は、まだまだ遠いと感じます。
 

●わかっていない男たちへ
「女性の活躍を願って」、とよく言うけれど

 
それって、そもそも疑問に感じます。活躍って何だろう。
働くということは、誰かの役に立てること、
そしてもちろん、お給料をいただいているのですから、
それに見合った仕事をすること。
これは、多くの女性が当たり前と感じていることです。
名前が出たり、役職が付いたり、
華やかな仕事をしたりといったことが、
活躍とは思っていない女性も多いのでは?
だから、そういうことを活躍という解釈、
ちょっとずれている気がします。
 

●わかっていない男たちへ
「〇〇役に抜擢するから」、とよく言うけれど

 
自分の仕事が評価されて、役職に就けるのは嬉しいことです。
ただそれ、課長だから、部長だからではなく、
「現在の働きが役立って、次のハードルが見えた」ことへの
喜びと感謝なのです。
「◯◯役に抜擢するからがんばりなさい」と言われるより、
「次はこういう仕事を担って欲しい」と
課題を明確に言われた方が、ヤル気が湧いてくるのです。
 

●わかっていない男たちへ
「ダンナさん、偉いね」、とよく言うけれど

 
「結婚しているの」「お子さんはいるの」
「ダンナさんはどんな人なの」と、
三段論法みたいな質問を受けること、驚くほど多いんです。
特にダンナさんのことは興味津々!
「妻が働いていて、はたして家庭は大丈夫なのか」
という思いが見え隠れしています。
でも、働いて、家庭を築いて、家族が一緒に暮らしていくって、
割合と普通のことではないでしょうか。
それをやっているだけなのに———。ちょっとだけ余計なお世話です。
 

●わかっていない男たちへ
「女だから」、といまだに言うけれど

 
普段の会話の中で、ついこの言葉、
口にしている男性って意外と多いのです。
男の人の場合、「男だから」って絶対に言われませんよね。
しかも「女だから」には、
大目に見てもらっているとか、自由にさせてもらっているとか、
少しネガティブな意味が込められています。
確かにそういうところ、あると思います。
ありがたいとも思います。
一方で、対等に見られていないから、
悔しいこと、寂しいこと、辛いこともあるんです。
時々私は、「女だから何が悪いのよ、いいじゃない」って思っちゃいます。
  

でも世の中は、
わかっていない男たちだけでは、ないのです
 

●わかっている男たちへ
「ワークとライフは線引きしなくていい」と言ってくれて、ありがとう

 
ワークライフバランスという言葉を、私は少し不思議と感じてきました。
だって、ワークはライフの一部に組み込まれているものだし、
バランスと言われても個人によってベストな状態って違うんじゃないかと。
それに、仕事と暮らしの線引きは、
なかなか付けられないのが本当のところ。
早朝に起き出して、原稿を書きながら洗濯や料理もするし、
夕方になると、仕事しながら夕ご飯の段取りを考えたりする。
だから、ワークとライフは線引きしなくていい、
という言葉もあっていいと思うのです。
 

●わかっている男たちへ
男性が家庭にかかわることを認めてくれて、ありがとう

 
うちの父もそうでしたが、
「男が家事をやるなんてみっともない」
「子育ては女の仕事だから男はやらなくていい」
と考えている男性はまだまだいます。
制度がいくら整っても、こういう考えがどっしりと横たわっていて、
イクメンや、働くお母さんの中には、
周囲に気遣いながら子育てしている人もいるんです。
せめて「反対!」と言わず、
「ま、いいじゃないか」と認めてくれたら嬉しいです。
 

●わかっている男たちへ
へだてなく叱ってくれて、ありがとう

 
女性に対してやさしい、もっと言えば、女性だから甘くしてくれる。
そんな上司やクライアントとかかわった経験はたくさんあります。
逆に、厳しい上司やクライアントから叱られて、
立ち直れないくらい落ち込んで、深く反省した経験も山ほどあります。
実はそれ、後から随分と役立ちました。
きちんと叱ってくれる、へだてなく向き合ってくれる、
そんな男性を見ると、かっこいいと思います。
 

●わかっている男たちへ
本気の「やってみなさい」を、ありがとう

 
言葉では「どんどん挑戦して欲しい」っていう男の人はたくさんいますが、
本当の意味で「任せるからやってみなさい」という人は、
そう多くないと思います。
女性は、チャンスがあって目的に納得がいけば、
実は結構、真面目に一所懸命やるのですが。。。
でもでも、新しいことですから、当然、失敗もあるわけです。
そんなとき、チャンスを与えてくれた男性が、
腹を括ってくれるとありがたい。
サザエさんみたいにそそっかしい私は、
そういう男性の方々に応援してもらって、
何とかやってきたと感謝しています。
 

●わかっている男たちへ
進む方向を指し示してくれて、ありがとう

 
仕事の本来的な目的や、自分が進むべき方向について、
大きな視点から指し示してくれる男性との出会いは、
私にとっての財産です。
そういう言葉の中には、仕事に限らず、
生き方そのものにかかわることもあって、
どれだけ助けられたかわかりません。
目先の課題ではなく、本質に根ざしながら方向を決める役割は、
女性より男性が優れている気がします。
そういう男性に感謝です!

  

わかっていない男たちへ
わかっている男たちへ
 
そのどちらも
川島蓉子の原動力であることに
違いはないのだけれど
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>未来研4周年イベント「おしゃべり感謝会」レポートは、こちらから。

すべての記事を見る

ifs未来研究所について

〒107-0061
東京都港区北青山 2-3-1 CIプラザ2F
未来研サロン WORK WORK SHOP

Tel: 03-3497-3000
Fax: 03-3497-4555

お問い合わせはこちら

Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com