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【うろうろアリでいこう!】Story6 「うろうろアリの10箇条」2回目

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連載を開始してから1ヶ月が経過。
 
ありがたいことに、皆さんから質問などを
いただくようになってきました。
今回はまず、その中のひとつをご紹介します。
 
質問:うろうろアリは協調性がないのですか?
 
うーん、確かに・・・
 
前々回のStory4で、
「内面から湧き出る何かに突き動かされて
うろうろするのがうろうろアリ」としました。
 
自由気ままで協調性がないかのようにも
見受けられますが、
実はそうではないと僕は考えています。
 
何か新しいことを成し遂げようとする際、
自分ひとりで出来ることには限りがある
というのは自明の理ですが、
 
特にうろうろアリは、
周囲のつながりを縦横無尽に活用し、
志の和を広げ成し遂げていていくことにこそ
真骨頂を発揮する存在です。
 
目上か目下か、
年齢が上か下か、
付き合いが長いか短いか、
などは関係ありません。
 
どんな相手に対しても、対等に、謙虚に、
成し遂げたい志を抱いているので
「力を貸してください」
「力を貸しましょう」
「一緒にやりましょう」
と言い合える素養があります。
 
そういう意味では、実は
非常に協調性が高い人達とも言えるのです!
 
もちろん、うろうろアリなので、
職場の皆が飲みに行くから自分も行かなきゃ、
空気読んでみんなと一緒のことをしなきゃ、
なんて行動はとらないような気はしますが。
 
ということで、先週からの続きの10箇条です。
 
その4.
はたらきアリは「組織をベースに」仕事をする
うろうろアリは「個人をベースに」仕事をする

 
はたらきアリは、組織の一員としての役割を
果たすことに邁進します。
 
一方うろうろアリは、組織の壁を越えて、
志や想いを元に個人同士で繋がろうとします。
ただし先述のとおり、協調性なくひとりぼっち
というわけではありません。
 
明確な意思を持ったひとりひとりが、
志をベースに繋がっていくのですから、
組織にはない、しなやかさ、強さを発揮できる
可能性に満ちているわけです。
 
その5.
はたらきアリは「群れる」ことで安心する
うろうろアリは「孤独」を味方にする

 
時に道なき道をゆくうろうろアリにとって、
「孤独」は大切な特質のひとつです。
 
心理学では、
人と交わらず何もしていないかのように見える
時間の中にこそ、無意識下のアイデアが交わり、
熟成される、ということが証明されています。
 
「孤独」を恐れず、楽しみ、味方につける。
そして、なびかず、流されず、自ら道を選ぶ
強さを持つ個人こそがうろうろアリといえます。
 
その6.
はたらきアリは「自分の城を積み上げ守る」
うろうろアリは「積み上げたものを壊しても飛び出していく」

 
組織の中で機能や役割を果たそうとすると、
その組織の中に自分の領域を作り囲い込もう
とする力が働きます。
 
そう、はたらきアリは、
自分の城を積み上げ守るため懸命に動きます。
一方で、積み上げた城を大切に思うあまり、
失敗を恐れるようにもなり、
部分志向やサイロに陥りがちになるものです。
 
しかしながらうろうろアリは、
そもそも固定のものや場所にこだわりません。
必要とあらば、積み上げたものを壊すことさえ厭いません。
飛び出してうろうろする道を選びます。
 
より身軽に、より自由に生きる、動く。
これもうろうろアリの
大切な特質のひとつです。
 
★「うろうろアリでいこう!」の連載記事は、こちらからご覧頂けます。
 

唐川 靖弘プロフィール
外資系コンサル、広告代理店戦略プランニングディレクターを経て、2012年から米国コーネル大学ジョンソン経営大学院 Center for Sustainable Global Enterprise マネージングディレクターとして、多国籍企業による新規ビジネス開発プロジェクト・新市場開拓プロジェクトをリード。
同時に、「うろうろアリ」を育成することをモットーとし、自身の会社EdgeBridge LLCを基点に、ifs未来研究所(伊藤忠ファッションシステム)の外部研究員、ファッション系広告代理店戦略顧問、大手企業人材育成プログラムディレクター、大学の客員講師としても活動。1975年広島県生まれ。
Cornell University MBA (経営学修士)。INSEAD Executive Master in Coaching and Consulting for Change(2019年修了予定)。
160610_唐川さん

©2017 Yasuhiro Karakawa/EdgeBridge

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